CMやコンビニ、居酒屋などで最近よく見かけませんか?
「ジャスミン焼酎〈茉莉花(まつりか)〉」。
実はこのお酒、20年前(2004年)から女性や若い層でも楽しめるような商品としてサントリーが発売していました。
20年の歴史を誇るロングセラー商品のようですが、発売当時の商品(画像左)は私は正直見た記憶がありません(汗)
それほど売れておらずメジャーではなかったということでしょうか…
ところが、特別な販促をしたわけではないのに、この5年程で販売数が急激に伸びてきたそうです。
なぜ急に売れ出したのでしょうか?
ジャスミン焼酎『茉莉花』ってどんなお酒?
焼酎の本場、鹿児島半島にある大隅酒造で、ジャスミン茶葉「銀毫」からつくった爽やかな香りの焼酎乙類と、すっきりとした後味の焼酎甲類をあわせたお酒で食事とよく合う軽やかで飲みやすい味わいが特徴のお酒。
どんな飲み方がおすすめ?
- ジャスミン焼酎(茉莉花)×ジャスミン茶=J.J(ジェイジェイ)
- ジャスミン焼酎(茉莉花)×緑茶=J.R(ジェイアール)
- ジャスミン焼酎(茉莉花)×炭酸=J.B(ジェイボール)
- ジャスミン焼酎(茉莉花)×紅茶=J.K(ジェイケイ)
- ジャスミン焼酎(茉莉花)×ウーロン茶=J.O(ジェイオー)
ジャスミン焼酎(茉莉花):割りもの=1:3が黄金比。※お好みで調整可
大阪や沖縄のボトルキープ業態のお店で様々な飲み方が流行りJJブームが生まれ、口コミなどで自然発生的に拡散していきました。
有名な串カツ田中さんでも流行っていたんですね。
飲食店でJシリーズを一度味わった人が、近所のスーパーなどでジャスミン焼酎『茉莉花』を購入し、自宅でJJをつくって楽しむシーンが増えてきたのが、爆売れの背景にあると考えられますね。
こうした背景を踏まえ、幅広い年齢層に受け入れられる可能性があり、飲用シーンの広がりにも期待が持てたため、サントリーは『茉莉花』の販売にチカラを入れました。
ジャスミン焼酎をジャスミン茶で割る、同じような味のもの同士で割るというアイデアは、メーカー発想ではなかなか浮かばない。JJという楽しみ方を教えていただいたお客様には感謝の思いがあります。
引用元:日経XTREND
JJ誕生
家庭で気軽に楽しめるように「茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉缶」を2024年4月9日から全国で発売開始。
希望小売価格は税別167円。アルコール度数は4%。茉莉花に合うように、3種類の異なる特徴の茶葉をブレンドし抽出したジャスミン茶を使用しているのが特徴。
一見、炭酸飲料のようにも見えますが非炭酸でおなかにたまりにくく、なるべく心身に負担をかけない志向が顕著だといわれる令和の時代性にマッチした商品です。
評判は上々のようで、購入する人は20~30代が多く、リピート率も高いようです。
SNSの反響を調べると「甘くない」「香りがよい」「飲みやすい」といった声が目立ち、「ジュースのような甘くないお酒が飲みたい」というニーズに対応できているようだ。
3種類の異なる特徴の茶葉をブレンドし抽出したジャスミン茶を使用しているだけあって、本物のJJは確かにとても香り高く美味しいですが、個人的にはジャスミン焼酎(茉莉花)さえあれば、格安のジャスミン茶などでお好みの配分(私は1:2)で割ってもとても美味しく『JJ』がいただけました。
リラックス効果はある?
ジャスミン茶にはリナロールという鎮静効果、抗不安作用、抗殺菌作用の効果のある成分が含まれています。 この成分はジャスミン茶の香りの元になっていてアロマテラピーのような働きをしてくれます。 さらに、副交感神経を活発にし、緊張感を鎮めてリラックスさせる効果があります。
このことから、ジャスミン茶葉「銀毫」からつくったジャスミン焼酎(茉莉花)と3種類の異なる特徴のジャスミン茶葉を使用しているJJはリラックス効果が期待できるということですね。
まとめ
- ジャスミン焼酎(茉莉花)は食事とよく合う軽やかで飲みやすい味わいが特徴のお酒
- ジャスミン焼酎(茉莉花)は割りものによって色々な飲み方(味)が楽しめる
- JJ茉莉花は飲食店でお客様に自然発生的に見つけてもらったJJという楽しみ方がきっかけで誕生
- 食中だけでなくリラックスシーンでも楽しめるお酒
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント